浜松医大の森亘平君がいわき市のときわ会を訪問しました。

 森亘平君は当研究室に出入りする優秀な学生です。浜松医大の3年生。本日、彼がいわき市のときわ会を訪問した。そのレポートです。

(引用)

本日は、福島県いわき市のときわ会常磐病院とときわ会の関連施設である、老健と幼稚園の見学に行ってきました。東京大学医科学研究所の上先生のご紹介です。南相馬には去年の夏以来3回ほど訪問させていただきましたが、原発より南に位置するいわき市は初の訪問でした。

常磐病院では、腎がんの手術と前立腺生検を見学させていただきました。腎がんの手術では、1台3億円近くするダヴィンチというロボットを用いておりました。その様子はさながら近未来のような光景です。術者のモニターは3Dで手技がしやすくなっています。新村院長先生の手技も大変勉強になりました。

4年前に市民病院を買い取ったという病棟は、非常に温かみのある様子でした。先生方もたくさん説明をしてくださり、常磐病院の雰囲気を感じれただけでなく、非常に勉強になりました。

ときわ会は、病院以外にも幼稚園や学童保育(ときわ塾)、老健施設などの多くの関連施設を持っています。老健施設では、震災の影響で大変な苦労をされたそうです。

何よりもときわ会は、医療、教育の分野において地域と根付いていることが特徴です。どんどんと規模を拡大するときわ会によって新しい雇用が生み出されています。湯本駅までの送迎をして下さった、馬上さんは、結婚を機にいわきに定住しようと2か月ほど前に転職したそうです。いわき市が活気づく原動力となっています。

事務局次長の神原さんとも再会致しました。(写真を撮れなかったのが残念w)非常に熱い方です。また、長期休暇の際にときわ塾の小学生に勉強を教えに来ることを約束しました。興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひご一緒しましょう。