2008年11月アーカイブ

11月8,9日に開催した「現場からの医療改革推進協議会」の第3回シンポジウムについていくつか記事が出ていますので、ご報告いたします。
 二階俊博・経済産業大臣発言が医療界・患者団体の顰蹙を買い、相次ぐ抗議で、以下のように回答(経産省の商務情報政策局長が文書を代読)し、発言を撤回しました。

11月10日に第16回の検討会が行われました。
日医 木下理事と山形大学 嘉山学長が論争。嘉山委員が民主党案、およびソネット・エムスリーの10038人を対象としたアンケート結果(民主党案支持 41%, 厚労省案支持14%)を提出し議論を求めましたが、前田座長が黙殺しました。厚労省の委員会に野党案が参考資料として提出されたのは、おそらく初だと思います。
その後の下記のような厚労省の佐原さんの発表がありました。このあたり、是非、ロハスメディカルブログをお読みください。推奨です。

■ロハスメディカルブログより
厚労省は、医療に対するテロリストか 2008年11月10日 19:06
http://lohasmedical.jp/blog/2008/11/post_1483.php

 

 医療事故被害者 vs. 医療者、日医 vs. 勤務医、厚労省 vs. 医師という対立構造が、どんどんと助長されています。法案のコンセプトがまずいので、一度、取り下げて、じっくりと現場で議論し直すべき時期がきていると考えます

 

舛添大臣インタビュー