舛添厚労省の閣議後記者会見概要

舛添要一厚労相が本格的な厚労省改革に乗り出したようです。
今後に期待したいところです。


■閣議後記者会見概要 (H20.03.11(火)09:42~10:02 省内会見室)

http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2008/03/k0311.html

 

■じほう社のニュース

人事の抜本改革へ推進室設置 厚労省改革で舛添厚労相

 舛添要一厚生労働相は11日の閣議後の記者会見で、「厚労省改革準備室」を 同日付で設置したことを明らかにした。今後、準備室を「改革推進室」に移行 させる方針で、舛添厚労相は「例えば、薬事行政について省の組織を抜本的に 機構改革する。人事も根本的に変えるということをやりたい」と述べた。

 改革推進室を設置する理由について舛添厚労相は、「先日、大臣直結のホットラインを引いたところ、ノンキャリアの人たちも含めて省内から多くの 提案があった。これを提案倒れに終わらせないで、きちんと改革の実をあげて いきたい」と説明した。このほか、年金問題に対応する特別チームも設置した ことを明らかにした。

 舛添厚労相は、大臣就任からちょうど半年目に当たる先月27日、厚労省職員 を前に訓示し、「08年年を厚労省改革元年とし、国民に真に安心と希望を実感 してもらえるよう、攻めの姿勢で厚労行政を進めたい」と述べた。その上で改 革を促進するために、1)各部局に広報担当官を配置するなど、迅速な、広報 体制を整備する、2)意識変革を促すため厚労省のロゴマークを公募する、 3)大臣に直結するメールで職員提案(内部告発を含む)を受け付ける、4) 効率よく仕事を進め、深夜に及ぶ残業を減らす -の4点に取り組む考えを示していた。