南相馬市立総合病院にエジンバラのクレアさんが来ます

 三か月の南相馬での研修をおえ、帰国していたエジンバラのクレアさんから連絡がありました。「VISAが取れました」と。
 来月からクレアさんは、南相馬市立総合病院のスタッフになります。若き医師たちに英語を指導する傍ら、一緒に研究します。
 クレアさんはエジンバラ大学大学院を卒業した才媛。日本語もぺらぺらです。そして人柄もいい。
 私も大いに期待しています。南相馬の復興が加速しそうです。
 彼女の再入国については、南相馬市立総合病院の金澤幸夫院長、及川友好副院長がリードし、さらに友人の弁護士である石本茂彦君、大勢の入国関係の役人の皆さんが助けてくれました。
 また、実務は坪倉・尾崎・山本医師が担当しました。色々ありましたが、何とか実現しました。彼らも大いに成長しました。
 福島は発展途上です。このような経験を積み、実力をつけることができます。そして「実績」を挙げることもできます。ちなみに、彼らは診療の傍ら、以下のような論文も発表してきました。
http://plaza.umin.ac.jp/expres/pub/shinsai.html

 なぜ、福島が成長するのか。今回のケースに象徴されるようにリーダーが若者への教育に熱心だからです。幸い、財政的な余力もあります。赤字経営で四苦八苦している東京圏の医療機関や大学とは対照的です。
 彼らの周囲に指導者も集います。例えば、加藤茂明先生、渋谷健司先生、早野龍五先生などです。
 ご興味のある方、ご連絡ください。