山形県の妊婦さんたちの受け入れ態勢

山形県の妊婦さんたちの受け入れ態勢について報告いたします。(山形県立中央病院の先生から頂いた情報です)

妊婦、乳児の受入としてすばらしい試みだと思います。
被災地に近く、おつむも提供され、助産師、保健師の巡回もあり、もちろん健診や分娩、乳児検診も受けられます。
 
その他に宮城県立こども病院のマクドナルドハウスも類似の利用が可能となっています。
ぜひ、現地の妊婦さん達に伝えてください。

 

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これは山形県庁の子育て推進部と農林水産部から3月25日付けで公表になった事項です。

受け入れ施設
 JA山形中央会「共同の杜」
 山形市東古舘123番地
 023-643-1238

受け入れ対象者
 概ね妊娠28週以降の妊婦とその家族
 概ね生後6ヶ月未満の乳児とその家族

 今回の地震により被災し、住居を失った方、
 原発事故に係る避難指示区域および避難勧告区域のある市町村にお住まいの方を対象

受け入れ世帯
 最大40世帯
 基本的に1世帯1部屋(6畳)

 4月5日現在の入居状況:6世帯(妊婦3世帯、乳児3世帯)20人
 (最大時には12世帯42人を収容していたが、他地域に移転した。)

避難所開設期間
 平成23年3月25日から平成24年3月31日
 受け入れ期間は6か月

被災者の負担
 料金は無料です。
 食事、ミルク、紙おむつ等も提供します。

手続き
 1)電話による申込
   市町村が開設している避難所等で保健師等が上記の受け入れ対象者に該当すると判断した場合、避難所の担当者から山形県子ども家庭課に連絡をお願いします。
 2)受け入れ決定の連絡
   山形県子ども家庭課が受け入れ施設と調整を行い、避難所を通じ連絡します。

  <申込、問い合わせ>
   山形県子育て推進部子ども家庭課
    TEL 023-630-2260(直通)
    FAX 023-632-8238
    e-mail  ykodomokatei@pref.yamagata.jp

その他
 受け入れ施設までの移動手段については、各自でお願いします。
 助産師、保健師による巡回相談を毎日実施しています。
 分娩等の場合は山形県産科婦人科医会に協力を依頼しています。
 現状の入居状況に鑑み、新たな開設等の予定はありません。

施設は新しくきれいだそうです。山形市街からは少し離れています。
入居条件は良いと思われます。まだ十分に入居の余裕があります。