11月10日の医療事故調についての第16回検討会

11月10日に第16回の検討会が行われました。
日医 木下理事と山形大学 嘉山学長が論争。嘉山委員が民主党案、およびソネット・エムスリーの10038人を対象としたアンケート結果(民主党案支持 41%, 厚労省案支持14%)を提出し議論を求めましたが、前田座長が黙殺しました。厚労省の委員会に野党案が参考資料として提出されたのは、おそらく初だと思います。
その後の下記のような厚労省の佐原さんの発表がありました。このあたり、是非、ロハスメディカルブログをお読みください。推奨です。

■ロハスメディカルブログより
厚労省は、医療に対するテロリストか 2008年11月10日 19:06
http://lohasmedical.jp/blog/2008/11/post_1483.php

 

 医療事故被害者 vs. 医療者、日医 vs. 勤務医、厚労省 vs. 医師という対立構造が、どんどんと助長されています。法案のコンセプトがまずいので、一度、取り下げて、じっくりと現場で議論し直すべき時期がきていると考えます

 

■キャリアブレイン 2008/11/11 15:40
医療安全調で「地域説明会」を開催―厚労省
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/19095.html


 


■第三次試案と医療安全調査委員会設置法案について、地域説明会を開催へ

資料公表日 2008-11-10 厚生労働省 医政局 総務課
診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会(第16回 11/10)《厚労省》

 厚生労働省が11月10日に開催した「診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会」で配布された資料。この日は、前回に引き続き第三次試案及び大綱案についてヒアリングが行われた。
 参考人として意見を提出したのは、(1)全日本病院協会(P4~P9参照)(2)全国医学部長病院長会議(P10~P271参照)(3)医療過誤原告の会(P272~P275参照)―の3団体。
 また、「第三次試案」及び「医療安全調査委員会設置法案(仮称)大綱案」について、国民に現時点の検討状況を知らせ、理解を深めることを目的として、各地で行われる地域説明会のスケジュールが公表されている(P278参照)。

●当日の資料は下記からダウンロードできます。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/11/s1110-4.html

●過去の資料は以下からダウンロードできます。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html#isei

 


■m3医療維新レポート 混迷する"医療事故調"の行方 2008年11月11日

◆Vol.20 「責任追及なら"処罰委員会"に改称を」
"反対派"2団体と患者会へのヒアリング、最後まで議論はかみ合わず 
http://www.m3.com/tools/IryoIshin/081111_1.html

◆Vol.21 いまだに"医療事故調"の目的が定まらず、迷走続く
「医療者が警察に通知する仕組みは責任追及ではない」と日医
http://www.m3.com/tools/IryoIshin/081111_2.html

 


■ロハス・メディカルブログ
http://lohasmedical.jp/blog/

厚労省は、医療に対するテロリストか 2008年11月10日 19:06
http://lohasmedical.jp/blog/2008/11/post_1483.php

死因究明検討会16(1)2008年11月10日 19:19
http://lohasmedical.jp/blog/2008/11/post_1482.php

罵りあいの部分  2008年11月11日 00:33
http://lohasmedical.jp/blog/2008/11/post_1484.php

死因究明検討会16(2)2008年11月11日 12:14
http://lohasmedical.jp/blog/2008/11/post_1485.php