5月14日情報配信 医療安全調の検討 ほか

1)医療安全調の検討、厚労省の手法に問題
キャリアブレインニュース 2008/05/12 21:17
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15985.html

先日、神奈川県保険医協会主催の会合で講演させていただいた内容をご紹介いただいております。


2)ソネットm3 医療維新 オピニオン
厚労省第三次試案を検証◆Vol.3
「鑑定機関」の設置こそが諸問題解決のカギ
http://www.m3.com/tools/IryoIshin/080513_2.html

井上清成氏(弁護士)の論説です。
「鑑定組織を作れ」と言い切っています。
この鑑定機関も、公的な機関であれば十分であり、必ずしも国家機関である必要はない、とも言っています。

ちなみに過去のものはこちらです。
http://www.m3.com/tools/IryoIshin/080508_1.html
http://www.m3.com/tools/IryoIshin/080430_1.html


3)Japan Medicine Mail
■ 3次試案に基づく法制化に慎重論 <死因究明制度で全日病が見解>

 全日本病院協会は12日、死因究明制度創設に向けて厚生労働省が示した第3次試案に対する見解を発表した。医療安全調査委員会(仮称)の在り方について、「医療事故の原因究明・再発防止という医療安全の確保と、医療事故の過失調査、有責判断を1つの組織で行うことには、目的が相互に矛盾し、どちらの機能も果たすことができない」と主張し、第3次試案に基づく法制化に対す る慎重論を展開した。

 

4)熊本日日新聞20080427 射程(コラム)
 医療崩壊を防ぐには
http://kumanichi.com/iken/index.cfm?id=20080427#3003

 

5)
◆ "医療が変わる! 医療安全全国共同行動キックオフ・フォーラム"

日時:平成20年5月17日(土)午後1時‐4時
会場:経団連ホール(経団連会館14階)
〒100-8188 東京都千代田区大手町1-9-4 TEL:03-5204-1500(代表)
主催:医療安全全国共同行動推進会議 (議長 高久史麿)
   医療の質・安全学会、日本病院団体協議会、日本医師会、日本看護協会、
日本臨床工学技士会、他
後援:厚生労働省(申請中)
参加費:無料
ホームページ: http://qsh.jp/kyodokodo/
内容:
・医療安全全国共同行動の提案
・米国"10万人の命を救え"キャンペーンからのメッセージ
・8つの行動目標について

記者会見
日時:平成20年5月17日(土)12:00-12:45   会場: 経団連会館10階
出席者:  医療安全全国共同行動推進会議議長 高久史麿
     日本病院団体協議会、日本医師会、日本看護協会、日本臨床工学技士会、他

医療の安全と医療への信頼を確立するために、いまこそ医療者は職種や立場 の壁を超え、医療を担う病院と医療を支えるさまざまな団体・学会・行政・患
者・地域社会が一致協力して医療事故の撲滅に総力をあげて取り組むべきと考
えますことから、医療安全全国共同行動"いのちをまもるパートナーズ"の実 施を提案いたします。
同プロジェクトは、平成20年5月から2年間をキャン ペーン期間として全国の病院が自主的に参加登録を行い、地域内の他の病院と
協力しながら、医療の質・安全の確保と向上をめざす8つの行動目標について
組織的な活動を実施し、参加団体は協力して活動の効果的な実施に必要な支援 を提供します。
 全国の病院はもとより、医療に関わるすべての人々と、それぞれの立場か ら医療の質・安全の向上をめざすさまざまな団体にこのプロジェクトにご参加
いただき、ともに力を合わせて医療事故の防止と信頼される医療の確立を実現 することを呼びかけます。

連絡先:医療安全全国共同行動準備委員会事務局
E-mail:secretariat@kyodokodo.jp
    電話: 022-717-8197  FAX:  022-717-8198

 

6)
◆  勤務医の労働環境を考えるシンポジウム
あなたを診る医師がいなくなる!
~過重労働の医師を病院は守れるのか~

日時:6月28日土曜日 午後2時~5時(開場1時)
会場:東京医科歯科大学講堂(5号館4階)

医療を取り巻く環境は、今、非常に過酷になっています。マンパワーが足り ないなかで、コストも削減され、そのうえで高い質を要求されている医師は疲
弊しきっています。このままでは、あなたを診る医師が病院にいなくなってしまう!

 疲れ切った医師にいのちを委ねたくない市民と、疲れ切ったまま医療に従 事したくない医師と、疲れ切った医師を働かせ続けたくない病院長と一緒に、
あなたも考えてみませんか。勤務医の職場環境改善のために病院にできるこ
と、できないこと、すべきこと、すべきでないこととは、どんなことでしょうか?

司 会  田辺 功 氏 朝日新聞編集委員医療記者歴40年、近著に「ドキュメ ント 医療危機」
シンポジスト(五十音順)
伊関 友伸 氏 城西大経営学部准教授 医療経営アドバイザーとして活躍、近 著「まちの病院がなくなる」
岩田 喜美枝 氏 資生堂副社長 厚労省雇用均等・児童家庭局長、勤務小児科医の母
前村 大成 氏 元・都立府中病院院長 内科部長の過労自殺に際して労災認定に尽力
松村 理司 氏 洛和会音羽病院院長 勤務医の過重労働軽減と病院の質向上に奮闘中


対象:患者・患者家族 医療関係者 医療系学生 一般希望者(定員300名)
会費:100円(資料代として)
主催:小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会
共催:NPO法人医療制度研究会(予定)、
   全国医師連盟設立準備委員会(予定) ほか
問い合わせ先:「小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会」事務局
       〒104-0033 東京都中央区新川1-11-6 中原ビル
           TEL:090-6133-0090 FAX:03-3552-2888
            http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/