10/18 サンデープロジェクト 「医系技官と厚労省」はお奨めです

 サンデープロジェクトが医系技官問題を真っ向から取り上げました。前半に登場した仙谷行政刷新担当大臣が厚労省分割論をぶち、色んな意味で医療行政を考える好材料です。是非、ご覧ください。
 私も少しだけ登場しています。

シリーズ 民主政権への提言Ⅱ
医系技官と厚労省
~ 新型インフル蔓延は「天災」か「人災」か ~




国民を不安に駆り立てた国の新型インフルエンザ対策。感染者が増え続ける中、いよいよ明日19日、ワクチン接種が始まる。

4月、メキシコ等での流行に、厚労省が最初に採用したのは、新型ウイルスの侵入を水際で阻止する「水際作戦」だった。
医療機関等から200人以上を動員するも、わずか12日で上陸を許す結果に。さらに、相次いで発表された死者数・・・ワクチン不足や危機管理体制の不備が危惧され、国民はさらなるパニックに陥った。

 次に厚労省が採った「封じ込め作戦」もあえなく破綻・・・実はこれらの二つの作戦には、「必ず破綻する」と当初から疑問の声が挙がっていた。そして、これらの新型インフルエンザ対策を立案したのは、医師免許を持つ「医系技官」と呼ばれるキャリア官僚だった。

 なぜ厚労省は「破綻必至」の対策に終始したのか。そして、そこには厚労省「二つの不作為」があったことが、浮かび上がって来た・・・

一方、厚労省の対策のみに頼ることなく、独自の施策で、一人の死者も出さず、対策に成功を収めている自治体があった。

シリーズ「民主政権への提言」の第2回。何故、新型インフルエンザは蔓延したのか。国民の生命と健康を守る使命を負託された厚労省、その「あるべき姿」を問う。