がん臨床研究に不可欠な症例登録を推進するための患者動態に関する研究
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分担研究報告 在宅医観点のがん患者診療の研究



研究者


分担研究者

川越正平 あおぞら診療所上本郷

研究協力者

児玉有子 東京大学医科学研究所

研究要旨

本研究は在宅療養支援診療所を受診する患者の背景および紹介医療機関、治療や診断をした医療機関からみた患者動態の実態と地域差について明らかにすることが目的である。対象患者は925名(男485、女434、不明6)、年齢中央値は80歳であった。担がん患者は390人だった。がん患者の62%はがん拠点病院での診断や診察をうけていた。またこのがん拠点病院で診断や診察をうけた患者のうち80%の患者はがん拠点病院からの紹介で在宅医療に移行していた。がんの診断や治療をした医療機関と自宅との距離の中央値は5.5kmであった。

  
このサイトに関するお問合わせ先:東京大学医科学研究所 先端医療社会コミュニケーションシステム 社会連携研究部門
(旧:探索医療ヒューマンネットワークシステム部門) 上 昌広 
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