研究の概要

がん臨床研究推進には症例登録の迅速化が必要である。がん臨床研究の多くは地域中核医療機関で行われるため、このような施設に十分な症例数が集中するには中核医療機関と地元医療機関の連携が必須である。本研究では、地元医療機関・患者・中核医療機関を対象にがん治療施設の選択・紹介・逆紹介に影響する因子を調査し、患者紹介動態を評価することで、医療者と患者の双方の満足度の高い患者紹介ネットワークモデルの実現を目指す。

研究期間

平成18〜20年度

組織

主任研究者

上　　昌広　東京大学医科学研究所
　　　　　　探索医療ヒューマンネットワークシステム部門　客員助教授

分担研究者

林　　邦雄　京阪奈病院内科・精神科・感染症管理　非常勤医員
宮腰重三郎　東京都老人医療センター血液科　医長
小松　恒彦　筑波記念病院血液内科　科長
小原まみ子　亀田総合病院腎臓内科　部長
川越　正平　あおぞら診療所総合診療科・内科　所長
中村　利仁　北海道大学医学部社会医療管理学　助手
山口　拓洋　東京大学医学部生物統計学教室　助手
小林　一彦　JR東京病院血液内科　医長
竹内　賢吾　癌研究所附属病院病理部　研究員
松村　有子　東京大学医科学研究所付属病院内科　助手
濱木　珠恵　東京都立府中病院輸血科　医員